厚生労働科学研究費補助金(第3次対がん総合戦略研究事業)がんのリハビリテーション ガイドライン作成のためのシステム構築に関する研究
 
 
   
     
 
II.がんリハビリテーションの人材育成
 
【 2013年3月14日版(完成版)】
 
【目 標】
がん患者・家族がどの地域においても、質の高いリハビリテーションを受けることができるように、リハビリテーション専門職を育成すること。
 
【現 状】
 リハビリテーション関連職種(リハビリテーション科医師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)および看護師を対象に、がんの
リハビリテーションの卒前・卒後教育の状況とがん診療連携拠点病院での勤務状況を調査した。卒前教育として養成所指定規則
内容と国家試験の出題基準と出題数、卒後教育として各学協会の講習・研修会や厚労省委託事業の多職種参加研修会、大学の
養成コースの状況とリハビリテーション関連書籍の出現頻度を調査し、がんのリハビリテーションに関する卒前および卒後教育が
十分に受けられていない実態が明らかとなった。また、我が国では、がんのリハビリテーションに関するガイドライン・クリニカルパ
スが存在しない。このため、理学療法・作業療法・言語聴覚療法を中心としたがんのリハビリテーションとしてのチーム医療が十分
に提供されていない。
 
【行動計画】
卒前・卒後教育を高めていくために、
1)
診療ガイドラインに沿った実践マニュアル作成
2)
(厚労省委託)がんのリハビリテーション研修実施の継続
3)
がんプロフェッショナル養成コースでの教育
4)
研修会の質を担保するための評価手段の提言
5)
がんのリハビリテーションを推進するための人材育成システム(卒前教育、卒後教育、人材活用のためのシステム)への提言、
を行う。